こんにちはデータサインティストの書評ブログです。本記事をご覧いただきありがとうございます。
本記事では、先日合格した「基本情報技術者試験」の勉強法を紹介いたします。これから基本情報の取得を目指している方向けに書かせてただきます。そんな方の参考になれば嬉しいです。
はじめに
本記事の対象者は以下の方を想定しています。
これから「基本情報技術者試験」合格を目指している
- 社会人として教養を身につけるために基本情報を取得する方
- エンジニアとして手始めに資格を取りたい方
- 資格手当に入っているので取得したい方
- 学生のうちに資格を取得して社会人のスタートダッシュを決めたい方
主に上記の4パターンの方を対象としてます。「基本情報技術者試験」は概ね上記4パターンの理由で取得される方が多いと思います。私は上から3つ目の理由で取得しました。合格体験記も書いておりますので興味のある方は、ぜひ読んでみていください!
筆者のバックグラウンド
では早速、筆者のバックグラウンドを紹介します。
私など情報を発信している人のバックグラウンドと、ご自身のバックグラウンドを比較して、どれだけ勉強しなければいけないか、逆にしなくて良いかの参考にしていただけると嬉しいです。
私が資格取得を頑張ろうと思って色々と調べると、勉強時間〇〇時間などの情報によく当たっていましたが、実際にその人がどれだけの学力やバックグラウンドがあったかの記載などもほぼなく、実質参考にならないことが多かったために記載しています。
- 旧帝大学部卒業(生物系学部)
- 社会人歴7年目
- 事務系総合職3年/データサイエンティスト3年
- 取得済み資格
- 統計検定2級/準1級
- データサイエンティスト検定リテラシーレベル
- 挑戦資格(不合格/結果待ち)
- 応用情報技術者試験(2022年春受験・不合格)
- プロジェクトマネージャ(2022年秋受験・結果待ち)
こんな感じのバックグラウンドがあります。
基本情報技術者試験の受験概要
サクッと試験受験の簡単な紹介もいたします。
- 午前試験と午後試験は、二日に分けて受験
- 土曜日と日曜日で連続して受験
- CBT方式での受験
- 予約は早めにしましょう。土日などの日程はすぐに埋まってしまうので、予約可能日になったら常にアクセスして自分の枠を確保しましょう。「いつ試験を受けるか」を自分でコントロールできるというのは非常に重要です
こんな感じで受験しました。人によっては、午前試験と午後試験の間隔を空けるなどしているようですが、個人的には一気に受ける方が精神的にも臨みやすく、力も発揮しやすいと経験的に学んでいるのでそうしました。この点は個人差があると思います。継続することに自信のある方は間隔を空けるもよし、一気に決めたい方は短期決戦もよし、かと思います。
合格できた勉強方法
私が合格を掴んだ勉強法は、大きく分けて3つです。
- 過去問を解きまくる
- アプリを使って隙間時間勉強
- 書籍
以下それぞれ解説します。
過去問を解きまくる
「過去問を解きまくる」これが基本情報技術者試験を合格するためのベースです。どこを調べてもこれが出てくるでしょう。さらにエッセンスを加えると、過去問をやって解説も読んで分からなければ、参考書を読む形に進めるのが良いかと思います。
初手、過去問。
これにつきます。はっきり言って、問題と回答をセットで覚えても差し支えないくらい、過去問は重要です。過去問を複数年解いたらわかると思いますが、全く同じ問題も過去に出題されていたります。CBTの問題については、守秘義務があるため具体的に記載することはできませんが、実際に試験を受けてみて、過去問の「重要性」を再認識しました。(…過去問覚えるくらいやっておいてよかった…)
ちなみに、この過去問を解き尽くす作戦は、午前午後共通で持つべき戦略だと私は思います。午後試験の問題数は午前ほど多くないので、数をこなすのは物理的に難しいですが、個人的には過去問を解き尽くしたら参考書の演習問題を解くなどのイメージで良いと思います。
とにかく、過去問。
これが基本戦略です。これから目指す方は、まずはこれだけ。
アプリを使って隙間時間勉強
基本戦略をお伝えしました。次にそれを実践する方法として、「アプリを使って隙間時間勉強」をおすすめします。
アプリは自分に合うやつを探せば良いと思います。私は「にしむら工房」さんの有料アプリを使用しました。
基本的には解説付きであれば、どれでも良いと思います。無料版(解説なし)有料版(解説付き)があると思うので、無料版使ってみて使用感を確かめたり、レビューを参考にするのも良いと思います。
なぜアプリをおすすめするかというと、隙間時間に勉強しやすいからです。午前試験の問題などは、はっきり言って記憶ゲーです。どれだけ問題と解答をセットで覚えられるかです。こういったタスクは隙間時間にコツコツやっていくのがおすすめです。
それと、参考書に比べて圧倒的に安い。アプリはだいたい数百円で買えます。参考書は新品を買うとなると1000円や2000円、高ければ3000円以上してしまうでしょう。だからそれくらいだったら、数百円課金した方が、圧倒的に効率的です。
ちなみに過去問は全て無料で手に入れることもできます。ただ私はその方法(過去問道場?)は使っていないので、別で検索してみてください。
アプリ版の勉強は、午前試験で活用しました。午後試験は以下紹介する書籍で取り組みました。
書籍を使って勉強
最後の方法ですが、これは書籍を使用するパターンの紹介です。使用したテキストはこちら。
こちらの書籍を何周かしました。ちゃんと解きながら進んだのは1周です。あとは頭の中で問題に答えつつ、解答を確認するような、読書する感覚で何周か読み込んだ感じです。
また、午後の試験では最初から解かない分野を決めていました。それはネットワーク系の問題とハードウェア系の問題です。この分野は午前問題から苦手意識が強く、理解する気力もなかったので、捨てました。このように特定の分野を捨てても合格を手繰り寄せることはできます。
積極的に取るべき戦略ではありませんが、最後はこの選択肢を発動させるのは大丈夫だと思います。
さて、書籍を使用して学習を進めるメリットは、解説や周辺知識も仕入れることができる点があります。問題に対する解答と、こういった意図で出題されている、などを知ることもできます。過去問で徹底対策しつつ、参考書の同じ過去問を解くと、新しい視点や一気に理解が進むこともあるかもしれません。なので、私は併用して学習を進めることをおすすめします。
通信教材もアリ
最近は、通信教育でも基本情報の教材があるようです。当サイトでも広告を掲載している「STUDYing」です。実際に受講していないので、あくまで参考まで。
最近、「ITストラテジスト」の講座が追加されたようで、私は受けるかどうか非常に迷っています…
さいごに
ここまでで、「基本情報技術者試験」に合格することができた勉強法を紹介しました。
紹介した方法を参考に、一人でも多くの方が合格を勝ち取っていただけると嬉しいです。
どんな分野でも「やったもん勝ち」です。「資格は要らない」と言われたりもしますが、あって損はないので、取ればいいんです。それでも資格は要らないという人は、負け惜しみを言っているだけと思いましょう。
多くの人にとっては、おそらく気合いで乗り切れるレベルの資格です。つまり積み重ねだけで合格できます。しかも国家資格。手当とかもつくならさらにラッキー。
ガンガン資格とっていきましょう!一緒に頑張って切磋琢磨できると嬉しいです!最後まで読んでいただきありがとうございました。
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