書評『書く習慣』著:いしかわゆき/出版社:クロスメディア・パブリッシング

ビジネス書

本サイトをご覧いただきありがとうございます。
クロスメディア・パブリッシングから2021年9月に出版されている「書く習慣」についての書評記事を書いていきます。
サブタイトルは『自分と人生が変わるいちばん大切な文章力』です。私もブロガーの端くれとして、小さな一歩を踏み出す勇気をもらいました。そんな背中をそっと押してくれる本書のおすすめ記事です。ぜひ最後までご覧ください。

タイトル:書く習慣

  • 出版社:クロスメディア・パブリッシング
  • 著者:いしかわゆき
  • 評価:★★★★☆
  • カテゴリー:ビジネス書

目次構成

  • はじめに
  • 第1章 言葉と仲良くなれば書けるようになる
  • 第2章 習慣になれば書くのが楽しくなる
  • 第3章 ネタを見つけられると止まらなくなる
  • 第4章 ちゃんと伝わると嬉しくなる
  • 第5章 読まれるともっと好きになる
  • 第6章 「書く」ことが与えてくれるもの
  • おわりに

読んだきっかけ

本書を読むきっかけとなったのは、週末の楽しみである「本屋散策」です。本屋散策とは、週末の買い物ついでに20分〜30分本屋さんの中をぐるっと一周見て回る私の趣味です。そこで平積みになっていた本書を見つけたことがきっかけです。

本業のデータサイエンティストと、このブログと、本業の所属会社でのメディア制作も始まり、Webメディアに言葉を綴る機会が増えてきました。もともと思うままに文字を書いていくのは好きでしたが、それだけでは立ち行かなくなりそうで、書くことが少し億劫になっていたタイミングでした。

そんな時に目に止まった本書。優しいカバーイラストに惹かれるままサラッと立ち読みしてみれば、今まさに億劫になっていた気持ちにぴったりの処方箋が載っていそうなものでした。その後即決で購入、その日のうちに読了しました。

概要

本書の対象としている読者は、Webライターやブロガーだけでなく、社会に出て仕事をする全ての人です。小難しい文章テクニックも基本的な日本語の文法も本書の扱う内容ではありません。

本書は、『書く習慣』を身につけたことで人生が大きく好転した著者の実践している具体的な方法を紹介しており、そのどれもがすぐにでも実践できるような内容になっています。
日本語を書く習慣を身につけたところで、、と思っているあなたも、仕事で日本語を書くことって、意識してみると意外と多いことに気づくかもしれません。デスクワークをしていないあなたにとっても。

仕事に限りません、ちょっとツイートしようと思ったら、きっと日本語を書くことになるでしょう。

日本語を書く機会は、仕事に関係なくそこら中にあふれています。その日本語をうまく書くことができて、多くの人に自分の伝えたいことが齟齬なく伝えることができたらどれだけ素晴らしいことでしょうか。

そのために、難しい日本語文法や文学に触れる必要はなくて、まずなんでもいいから書いてみることが重要であると本書では書かれています。そうすることで『書く習慣』が少しずつ身につけることができ、知らないうちにうまく伝えられるようになり、人生も大きく好転していくというのが本書の大まかな概要になります。

そんな素敵な『書く習慣』を身につける方法を、本書では解説しています。

感想

本書を読んだ感想は、「今読んでよかった。張り切りすぎず、なんかもうちょっと頑張ってみようかな。」です。

本書は、少しだけでいいから書いてみようと、背中を押し続けてくれる内容になっています。「私はこんな感じでやってるよ」「これが結構良い」という感じでおすすめの方法を紹介してくれます。そしてそのどれもが、始める前から「それは無理」とならない方法ばかりです。

「まず書いてみる」そのために、良い方法としてこんなのがあるよ、一緒にやってみようよと、友達に促されるような感覚で読み進めることができて、一歩目が非常に軽くなりました。

とても素晴らしい一冊に出会うことができて非常に嬉しい限りです。

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