平成の経済
出版社:日本経済新聞出版社
著者:小峰隆夫
カテゴリー:経済
評価:★★★☆☆
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平成の経済
目次
- 本書の概要
- 本書の感想
- 関連書籍など
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平成の経済
本書の概要
本書の目次構成
- 第Ⅰ部 バブルの崩壊と失われた20年の始まり
- 第1章 バブルの生成とその背景
- 第2章 バブルの崩壊とバランスシート調整問題の発生
- 第3章 繰り返された財政刺激と金融政策の方向転換
- 第Ⅱ部 金融危機とデフレの発生
- 第4章 アジア通貨危機と金融危機
- 第5章 デフレの発生と金融政策
- 第6章 挫折した構造改革への挑戦
- 第Ⅲ部 小泉構造改革と不良債権処理
- 第7章 小泉構造改革とは何だったのか
- 第8章 不良債権処理の発展と構造改革の進展
- 第9章 デフレの継続と量的金融緩和
- 第Ⅳ部 民主党政権の誕生とリーマン・ショック
- 第10章 政権交代前夜
- 第11章 政権交代と動き出した民主党政権
- 第12章 リーマン・ショックの後遺症と東日本大震災下での経済政策運営
- 第Ⅴ部 アベノミクスの展開
- 第13章 安倍政権の誕生と三本の矢
- 第14章 異次元金融緩和の展開とその限界
- 第15章 これからの経済的諸課題
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平成の経済
本書の概要
平成の歴史を経済の観点から、丁寧に解説してくれています。本書の評価を★3つにしているのは、若い人にとっては(自分にとっては)難しかったことに起因しています。
難しいと言っても、知らないことが非常に多かったというのが正しい意味合いです。私は平成5年生まれなので、すでに生まれていない期間が5年もある上に、そう言ったニュースに対して興味を持ち始めるのに約10年くらい、となると平成の約半分を知らないという状況だったからです。
とは言え、本書を読んだ理由が、「自分が生きた平成についてもっと知りたい」という思いがあったため、本書を手に取りました。内容を調べながら読み進めて理解するというような読み方になりましたが、本書を読んだ理由を考えると、目的はある程度達成できたかと思います。
本書は、政治的な側面から見た経済史を見たり、金融政策の観点から経済を評価したりなど、経済史をさまざまな角度から大きなイベントベースで眺めてくれています。
上記の目次に記載れているような内容の歴史上の大きなイベントをある程度理解されている方は、読んでみる価値があると思います。令和の新しい時代になり、コロナ禍という史上稀に見るような特異な時代だからこそ、立ち止まって歴史を振り返る時間があっても良いのではないでしょうか。
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本書の感想
さてさて、本書の感想です。
「難しかった!だけど知らないことを知れた!」というのが、率直な感想です。ですがすでに多くのことを忘れつつあるような…
読書という行為自体が、丸暗記するためのものではないですよね。私自身の認識としては、「自己肯定感を増す行為」「知識の引き出しを増やして、知恵の厚みを作る」ような行為であると認識しています。
だからこそ、読んだ本の内容を全て覚える必要はないですよね。こういった書籍であれば、「平成の経済の変遷」や「歴史に残るようなイベントの関連性」なんかを自分の知識の中で紐付けられればいいのかなと感じています。
とは言え、定着していない部分も多そうなので、知らなかったことを調べる事項としてメモった内容を以下紹介いたします。
- リクルートスキャンダル
- ブラックマンデー
- ワラント債
- 日米構造協議
- 前川レポート
- コンポジット・インデックス
などなど…
無知ですみません。こんな奴が書いてますw
すぐにパッと答えられるほど有機的に理解できていないので、しっかりと身近な出来事から関連させて知恵にしていきたいと思います。
そんな学びを得られるのが本書「平成の経済」です。
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