アウトプット大全
出版社:サンクチュアリ出版
著者:樺沢紫苑
カテゴリー:自己啓発
評価:★★★★★
目次
- 本書の概要
- 本書の感想
- 関連書籍など
本書の概要
本書の目次構成
- CHAPTER1 アウトプットの基本法則
- CHAPTER2 科学に裏付けられた、伝わる話し方
- CHAPTER3 能力を最大限に引き出す書き方
- CHAPTER4 圧倒的に結果を出す人の行動力
- CHAPTER5 アウトプット力を高める7つのトレーニング法
本書の概要
本書の著者、樺沢紫苑さんは、圧倒的「アウトプットマン」です。
本書の冒頭にも紹介があります通り、メルマガ・Facebook・YouTubeの毎日更新何年にも渡って継続していたります。一方で著者曰く、「普通の人の3倍以上は遊んでいると思います。」と豪語する通り効率的なアウトプットもしています。
そんな著者が指南するアウトプットの極意が記されています。
本書の主張として、「できる人ほどアウトプットしている」→「じゃあガンガンアウトプットしていこうぜ」→「こんな方法がいいよ、こうするといいよ」という流れで、たくさんの方法論が記されています。
そしてその方法論が80個も記載されております。また本書の特徴としては、どこから読んでもOKということ。本書一冊を通して理解するということではなく、まずできること、関係のあるところを一つずつ実践していける構成になっております。
その他にはCHAPTER1とCHAPTER5の章が、具体的なアウトプット方法以外の基本法則やアウトプット力を高めるトレーニング法が記載されています。
また、中身の構成としては、ほとんどのページで見開きのページ内に収まるように構成されており、基本的に見ただけで、概要を知ることができて、文章も平易で非常に理解しやすいです。
「こうやってアウトプットしていけば、どんどんアウトプットしていくことができて、レベルアップしていくことができる!」というのが簡単に理解できる『アウトプット大全』。力強くおすすめします!
本書の感想
本書の感想は「これが実践できていったら、どんな景色をみることができるんだろう」と思いました。そう思ってから、およそ1年と数ヶ月。いろんなことを実践してきました。そして最近当ブログもついに開設するにまで至ることが出来ました。
私は、当ブログ以外にも、所属する会社の社内Qiitaに週に3回記事を執筆して投稿したり、親しい友人同士で朝活を始めて、目標をアウトプットしてみたり、本書に記載されている様々な方法論を使ってアウトプットしてきました。
日々の業務でも、口頭で説明するような内容も、なるべく言語化・図式化した資料をアウトプットして説明したりするようにするなど様々実践してきました。
余談ですが、基本的には学びのアウトプットをするようにしてきていますが、今度は人に共感されたりするようなものをアウトプットしていきたいなあと考えています。具体的にはYouTubeでの動画配信などです。まずは動画編集をやってみて〜というところからスタートできればいいです!
さて、私が本書を知ったきっかけは、参画しているプロジェクトのリーダーが雑談の中で本書をおすすめしていただいたことです。
当時私は、いろんな学びに飢えていたこと、そして教えてくれた方を尊敬していて、隙あらば何か盗み吸収してやろうと思っていました。まさか真正面から教えていただくとは思っていなかったので、藁にもすがる思いで本書を一気に読破しました。
飢えた私にとっては、本書は絶好の学び場となり、どちらかというとインプットに偏っていた私の自己研鑽に一石を投じてくれました。
「アウトプット」の指南書である本書を読んで、アウトプットをしないというのは、本書を読んだことにならないと思います。できることから一つずつ始めて今に至ります。
まだまだ量としては絶望的に足りないと思ってもいますが、ここまでやっていない人にはどれだけ頑張っても追いつけないくらい突き放せているでしょうし、追いつかれないような習慣を作ることもできました。
結果を出しつつ、ガンガンアウトプットしたり行動をしている人に、これ以上引き離されない、そして一歩でも近づいていくために、もっともっと積み重ねていかねばなりません。
そんな感じでアツい想いにもさせてくれる『アウトプット大全』、ぜひ皆さんも手に取ってご一読いただければ嬉しいです。
関連書籍など
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