努力を継続させるコツとは? 〜2種類の目標〜

コラム

本記事では、努力を継続させるために必要な2種類の目標設定についてご紹介いたします。

これは本ブログの運営者である私自身が日頃行なっている方法になります。少なくとも私はこれで、読書習慣や資格取得、社内ブログの週3回投稿、そして本ブログの運営などを継続できております。

興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

目標達成に向けた努力を継続させるには?

努力を継続させることは、非常に難しいです。あの手この手でやってみるが、どうにも続かない。
こんな経験ありますよね?

まずは、努力が続かない要因を考えてみましょう。

努力継続の阻害要因

阻害要因には以下のようなものが考えられます。

  • SNS
  • YouTube
  • 高すぎる目標
  • 努力に適さない周囲の環境
  • 自分への甘さ
  • etc…

大まかに以上のようなことが考えられます。
私はこの中で最大の阻害要因たり得るのは、『高すぎる目標』であると考えております。

なぜかというと、「SNS・YouTube」「努力に適さない周囲の環境」については、排除することで簡単に言い訳できない状態にできます。そして「自分への甘さ」これが克服できないからこういった記事を参考にしているのかと思います。そのため、この要因はどうにも出来ない要因と考えるのがベター。

残ったのが「高すぎる目標」です。では低くすれば良いかのか。違います。
そもそもの目標である「アメリカへ留学したい」「あの資格が取りたい」など下げてしまっては、ちょっと違いますよね。(考えた上で目標を修正すること自体は、良いことだと思います!)

ここで効いてくるのが「困難は分解せよ」この名言です。

2種類の目標設定

「困難は分解せよ」これをどのようにして、目標達成に向けた努力に落とし込むか、です。

私が日々実践しているのは、「達成目標」と「行動目標」に分解することです。
すなわち、達成したい目標に辿り着くまでに道のりを、行動・実行を目標として進んでいくという考え方になります。

それでは、「達成目標」と「行動目標」について、以下解説していきます。

達成目標とは?

これは、一般的な目標でOKです。
前述の通り、「アメリカへ留学したい」「あの資格が取りたい」というもの。

ちなみに、この達成したい目標というのは、自分の中から発生してくる「こうなりたい!」に近づくための目標です。「アメリカへ留学したい」なら、「アメリカ留学で箔をつけて外資系でバリバリ働くスーパービジネスマンになりたい!」というその先の目標があったりするものです。会社から言われ必要に迫られて取得する資格などとはちょっと違います。

この違いに立つと、自分の理想に近づくための目標であるということになります。
すなわち達成する時期も合格ラインも自分である程度線引きができるような目標を指しています。
(後出しですみません…)

行動目標とは?

今回の記事でもっとも書きたかった内容です。「行動目標」、こちらについて解説いたします。

行動目標とはどんな内容か、以下私の行動目標の実例です。

  • 通勤時に本を読む
  • DS検定(資格教本)の本を開く
  • 机に座る
  • などなど

どれも簡単にできることです。
そしてここでは、具体的な数値を設けません。「とにかくこれさえやれば目標をクリアできる!」というのが行動目標の特徴です。

以下具体例で解説します。
「勉強習慣を作る」という達成目標を設けたとします。この目標を達成するために、「机に座る」という行動目標を立てたとして、机に座りさえすれば「勉強習慣を作る」という達成目標に向けた一歩目を踏み出していると考えます。そのため机に座ってスマホをいじっても良いという考え方です。(※長期的にはダメですが…)自分への甘さはこの段階では気にしないでください。小さな行動目標をクリアしていくうちに段々と克服できるようになります。(経験談です。)

主観的な心理状態の遷移にはなりますが、このプロセスを踏んで「机に座る」という行動をすることで、当初スマホを見てしまっていても、せっかく目標達成に向けて取り組んだ行動を無駄にしちゃうなーと考えます。すると、「じゃあやるか…」と(重い腰をあげて)勉強するようになります。


このような形で、達成したい大きな目標に向かってやるべき行動を目標にすることで、大きな目標へ小さな一歩を積み重ねていくというやり方になります。

行動目標とはいえ、自分で立てた目標を達成できる体験というのは、自己肯定感を高めてくれて、「ちゃんと努力できた!」という成功体験を積むことができます。
この成功体験を積むことで、これまで続かなかった努力を一歩一歩進めていくことが出来るのです。

私はこのようにして、目標を達成してきましたし、習慣作りをすることが出来ました。

まとめ

ここまでの内容をまとめます。

  1. 達成目標と行動目標に分解する。
    理想の自分に近づくための努力を継続させるための第一歩として考える。

  2. 達成目標とは、当初の達成したい目標と同義。

  3. 達成目標に向けた行動目標を設定します。
    行動目標とは、達成目標に到達するための、「やればクリアできる」目標のこと。
    例:「机に向かう」「本を開く」など、簡単なもの。

  4. 行動目標を日々達成することを優先事項とする。
    自分への甘えを一朝一夕に克服することはできないので、行動目標をクリアしていれば、一時的にスマホをいじったり自分への甘えはOKと考える。

  5. 努力を継続させるために最も大事なのは「行動」であり、それを目標にし日々積み上げるという考え方

以上のようなステップになります。
ここまでの人生でなかなか努力が継続できなかった人がある日突然自分への甘さを一切なくし、ストイックになることは不可能です。それなら自分への甘さを認めつつ、できることから始めましょうというのが根本にある考え方です。

子供に「ゲームは1日1時間」と制限をしても宿題以外勉強はしないでしょう。でも「宿題以外で30分勉強したらゲームいくらでもやっていいよ」の方が効果的だと思います(主観)。自分を律するというより最低限のやるべき行動目標のラインを設定する方が自分に無理がないと思います。

無理がない状態こそ、継続にはうってつけなのではないでしょうか?


なんだかんだ私自身も自分に甘いので、頑張らなきゃな〜と日々思っていますが、ぜひ一緒に頑張っていきましょう!!

オチ

ここまで、努力を継続させるための目標設定について書かせていただきました。みなさん、ご理解いただけましたでしょうか?

最後にオチのご紹介です。
目標の設定をせずとも、自分のスキルアップや成長を促し、「努力」というような我慢や苦痛、踏ん張ることが求められそうなことをする必要がない方法もご紹介いたします。

それは、「夢中」になること、です。

なんだよ、そんなことかよ。と思うかもしれませんが、これがもっとも近道だと思います。

ゲームなんかがその顕著な例です。
私なんかは、「ウイイレ」シリーズにどハマりしました。小学校時代は、宿題や習い事、友達と遊んだり以外は、ウイイレ三昧。毎日父親が仕事から帰ってくると、2戦ほどやっていました。当初は父に手加減してもらいながら対戦していましたが、私は小学生高学年には、父親とわざと接戦を演ずる「接待試合」が出来るほどになりました。大学生になって、友達と対戦するようになると、強すぎて徐々に皆ウイイレをやってくれなくなるほどに…w

これが、自分の望む成長やスキルアップに当てはめられれば、夢中になって、目標の設定なんかしなくて済みますよね。

でも、現実としては、そうもいかない、だから頭で考えて計画を立てて、目標を達成できるように努力するわけです。
そういった意味でお役に立てれば幸いです。

ちなみにですが、勉強方法などでよく参考にするサイトのリンクを貼っておきます。ぜひご活用ください。

STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
社会人の勉強法・働き方・英語学習情報を網羅した株式会社スタディーハッカーのオウンドメディア。勉強&仕事の成果を「時短」で上げるノウハウを提供。

以下リンクは本サイトのものになります。
https://zizou-book-lab.com/

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