仮説思考 BCG流問題発見・解決の発想法
購入はこちらから↓仮説思考 BCG流問題発見・解決の発想法 [ 内田和成 ]
目次
- 本書の概要
- 本書の感想
- 関連書籍など
仮説思考 BCG流問題発見・解決の発想法 [ 内田和成 ]
本書の概要
本書の目次構成
- 序章 仮説思考とは何か
- 第1章 まず、仮説ありき
- 第2章 仮説を使う
- 第3章 仮説を立てる
- 第4章 仮説を検証する
- 第5章 仮説思考力を高める
- 終章 本書のまとめ
仮説思考 BCG流問題発見・解決の発想法 [ 内田和成 ]
本書の概要
本書は、「仮説」を用いて、効率的に仕事を進めていくための方法論が記載されています。
ではなぜ仮説が必要なのでしょうか。それは、闇雲に総当たりで「仕事=課題解決」を行ってもタイムアップをいずれ迎えてしまい、質の高いアウトプットを出すことはできないことが往々にして起こりうるからです。
本書の著者、内田和成さんはボストンコンサルティンググループに入社し、様々な経験や苦労をして、BCG日本代表を務めたような人物です。
そんな「THE 優秀なビジネスパーソン」が経験していたノウハウが見事に詰まっています。
そして個人的に非常にポイントが高いのが、「終章 本書のまとめ」です。
ビジネス書に、これが意外に少ない!「7つの習慣」「考える技術・書く技術」などのもはや古典的ビジネス名著にはこれらがあります。
もしかしたら版を重ねるごとに良くなっていっているんでしょうか。
これがあると、通読していく中で、どうしても冒頭の部分だったり筆者の主張的には重要だったものの、印象に残っていない部分を、見落とすことなく拾い上げて自分の血肉にできます。
(あとこういったまとめのアウトプットをするような人にも、大変役立つでしょうね…!)
仮説思考 BCG流問題発見・解決の発想法 [ 内田和成 ]
本書の感想
本書の感想です。
一言で言うと、「ああ、これはいかん…頑張らねば」
です。w
本書を初めて読んだのが、データサイエンティストになって実務をスタートして数ヶ月も経っていないような頃です。
まだまだ前職の仕事の進め方が残っていた自分には、結構”効く”一冊となりました。
私の前職は、昭和の色が強く残る団体でした。
みんな当たり前のように2時間3時間の残業は当たり前。といってもその日に2時間3時間残らないといけないかというとそんなこともないような仕事ばかり。男女で明確に役割が分かれていて、男は総合職、女は事務職(というかお茶汲み)と明確に線引きがされていて、中には優秀な人も「女性」と言うことで事務職以上の仕事や役割は与えられないような職場でした。
そんな職場では当然のように、気合いなどが美しい姿勢で、遅くまで残って資料を作ることが「頑張った」と思われ、上層部のわがままのような振る舞いに見事に応えることが出世への近道である職場だったので、効率的に無駄のないように仕事をして反感を買えば、それはどれだけ優秀でもNG。
だから網羅的になんでも準備するのが優秀とされていました。
簡単に言うと、確率の問題で、樹形図を全て書いて解答することに途中点がもらえるような世界です。
そんな私の狭い世界に一石を投じたのが本書です。上の画像のキャプションにも記載しましたが、「イシューからはじめよ」同様、ことあるごとに読み返す私の教科書です。
この内容が絶対的に正しいから何度も読み返す、と言うよりは私の世界や環境が大きく変わるタイミングで出会うことができたために、何度も読み返しているのだと思います。
「私を変えた一冊」とも呼べる本書、ぜひ皆さんにも読んでいただきたいです!
仮説思考 BCG流問題発見・解決の発想法 [ 内田和成 ]
関連書籍など
- 本書の著者、内田和成さんの書籍一覧
合わせて読んで欲しい
購入はこちらから↓仮説思考 BCG流問題発見・解決の発想法 [ 内田和成 ]
【人気記事ランキング】
【新着記事】
コメント